疾走 – 重松清

疾走 重松清
疾走 上 (角川文庫)

きました。重松清の「疾走」です。
すごいよね。この装画。チビリます。
文庫版はバッサリと真中で装画をトリミングして、上下巻に割り振ってます。神トリミングとはまさにこれ。

重松清の作品で初めて読んだのが、この「疾走」だったのですが、読もうと思ったのもこの装画のインパクトが凄かったためです。

装丁は鈴木成一デザイン室、流石うならせてくださいます。装画はPhil Hale。他の作品もぶっ飛んでます。最高です。

いつも装画のことばかり触れがちなので、もうちょい内容についても書いていこうと思っていたりします。なので頑張ってみます。

上でも書きましたが、重松清で初めて読んだ作品だったので、勝手に「重松清ってバイオレンス作家?」とあらぬイメージを抱いたものです。というくらい過激な描写も含まれております。
後に同氏の作品はいろいろと読みましたが、この「疾走」だけは、かなりの異端児な感じです。(根底に流れるテーマは一貫していると思いますが)

物語の所々に主人公の「シュウジ」を「おまえ」と呼ぶ語り部が登場します。ずっと「誰これ?」のまま物語は進んでいき、終着点で明らかになります。読後に改めて語り部の箇所を読むと色々と灌漑深いものがあふれてきやがります。

フゥ、文章書くのって難しいねぇ。

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